西春日井郡豊山町の不動産情報

愛知県西春日井郡豊山町の地域情報

西春日井郡豊山町は、愛知県に所在する2021年3月現在の人口が15,844人の町です（豊山町「町の統計情報」より）。第二次産業である製造業や第三次産業の卸売・サービス業などの産業が栄えているのが特徴です。

1906年に東場と青山の二つが合併して豊山村が誕生し、1972年に町制を施行したことで豊山町となりました。1985年以降には、社会教育センターを始めとする多くの学習施設が建設され、2002年になるとタウンバスが運行されるようになるなど徐々に発展を遂げました。木遣や神楽といった伝統芸能が受け継がれているのも町の特徴の一つです。

西春日井郡豊山町を運行するバス

鉄道が存在しない豊山町では、町内を走るバスがおもな交通手段となります。バスの交通網は発達しており、名古屋市や小牧市などへもバスを利用して向かうことができます。町内を運行するバスには、100円で利用が可能なとよやまタウンバス、西春駅へ行く際に便利な名鉄バス、名古屋駅まで行く際に便利なあおい交通名古屋空港直行バスなどがあります。

また、豊山町には県営の名古屋空港があります。この空港は、ビジネスや観光などの目的で開港から多くの人々に利用されています。

文化財が多い街

古い歴史を持つ豊山町には、その歴史を象徴する数々の文化財があります。県指定文化財としては、延命寺本尊である地蔵菩薩像、常安寺所蔵の鋳造誕生仏があります。町指定文化財としては、横の長さが約949.2cmにも及ぶ延命寺の葬儀絵巻、長寿寺所蔵である薬師如来坐像などがあります。そのほか、木遣や神楽といった無形文化財もあり、伝統的な文化が根付いています。

自然を残しながら都市化を推進

農家が年々減少していく一方で、工業における製造の従業者数は多いようです。そのなかでも、町民農園や緑化木苗木の配布、鳥獣保護を行うなど住民たちが自然の大切さを忘れることなく暮らせるような取り組みが行われています。

豊山町は、にぎわいとやすらぎという二つを併せ持った「アーバンビレッジ」を目指し、自然の豊かさを残しつつも都市の便利さを取り入れるための計画を遂行してきました。10年という長い期間で行われ、これにより住みやすい町になりました。